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ユニバーサル、フィリピンの資金疑惑報道は「事実誤認」と反論

12月4日、ユニバーサルエンターテインメントは、同社関連会社からフィリピンのカジノ当局首脳の側近に資金が流れていたと報じたロイターの記事について「明らかな事実誤認」とのコメントを発表した。都内の本社で11月撮影(2012年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 4日 ロイター] ユニバーサルエンターテインメント6425.OSは4日、同社関連会社からフィリピンのカジノ当局首脳の側近に資金が流れていたと報じたロイターの記事について「明らかな事実誤認」とのコメントを発表した。

ロイターは11月16日と30日、フィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)のヘニュイーノ会長(当時)の側近で、公社のコンサルタントを務めていたロドルフォ・ソリアーノ氏に、ユニバーサルの関連会社から資金が流れていたと報道。資金が支払われた2010年1月─5月は、マニラ湾沿岸で計画していた巨大カジノをめぐり、ユニバーサルがフィリピン政府に税の減免や外資規制の緩和を要望していた時期と重なると報じた。

30日付の記事では、社内記録や関係者の証言をもとに、ソリアーノ氏の関連会社に少なくとも3000万ドルが支払われたとした。 トムソン・ロイターの広報担当者は「我々の記事は正確で公平だ」としている。

資金については現在、フィリピン司法省が捜査中。米国のカジノ事業を監督するネバダ州カジノ規制委員会(NGB)も調査している。

ユニバーサルはコメントの中で、フィリピン関連事業に関する事実関係は、同社のコンプライアンス(法令順守)委員会を通じてNGBに報告済みと説明。報道にあるような「不正行為はまったくの事実無根であり、当社グル―プは、近いうちにのそのことが証明されるものと確信している」としている。

これまでにユニバーサルは、総額1500万ドルを許可なく海外送金したとして、元社員らを東京地裁に訴えている。

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