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インタビュー:WiiU年末商戦、爆発的ではないが順調=任天堂社長

[京都 7日 ロイター] 任天堂7974.OSの岩田聡社長は7日、ロイターとのインタビューで、昨年の年末商戦に投入した新型の据置型ゲーム機「WiiU」の販売の状況について、2006年末に投入した据置型ゲーム機「Wii」の当時の年末商戦と比べ、「そこまで爆発的に売れたという状況ではない」と指摘した。ただ、「順調に売れていると認識している」と述べた。

1月7日、任天堂の岩田社長は「WiiU」の販売状況について、2006年末に投入した「Wii」の年末商戦と比べて「そこまで爆発的に売れたという状況ではない」と述べた(2013年 ロイター/Yuriko Nakao)

雑誌出版社のエンターブレイン(東京都千代田区)によると、WiiUの販売台数は、国内発売の12月6日から30日までに63万8339台。2006年12月2日に国内販売を開始したWiiの同年12月末までの日本での販売台数は114万台だった。

岩田社長は「Wiiは今までの機械との違いが一瞬で理解してもらえた。棒状のリモコンを振ってスポーツをするというゲーム機はなかった。今のWiiUの面白さはWiiのときほど一瞬で伝わるわけではなく、魅力の理解には時間がかかる」と述べた。

ただ「じわじわと社会に認知されるチャンスはある」として、1月以降、販売を強化していく意向を示した。2013年3月期のWiiUの販売計画は550万台だが、「この達成の手ごたえを感じるかどうかは、これから2―3週間が勝負になる」と述べた。

<3DSの国内の累計販売は1000万台突破>

岩田社長は、2011年2月から販売している携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」について、今年1月6日までに日本での累計販売が1000万台を突破したことを明らかにした。一方で、米国での3DS(11年3月から発売)の累計販売は1000万台には達していないという。それでも「米国は日本よりペースが遅いが、ポテンシャルはある。今年は日本での勢いを海外に持っていく」と強調した。

3DSをめぐっては、発売から2012年12月末で8四半期が経過。この間の世界累計販売については、従来型の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の発売から8四半期目の累計販売(2682万台)に比べて「確実に上回っている」ことを明らかにした。

<円高修正、対ユーロに全面的にメリット>

安倍晋三首相の元で、円高の修正が進んでいることについては「対ユーロについては全面的にメリットがある」と述べ、欧州地域での営業利益や外貨建て資産の評価にプラスに働くとの期待を示した。一方で、対ドルについては、期末の外貨建て資産の評価において恩恵を受けるものの、今期の営業利益への影響については「ドル建てでの仕入れを増やしているのであまり影響は出ない」としてプラス要因は少ないとの見方を示した。同社の下期の想定為替レートは1ドル80円、1ユーロ100円。

(ロイターニュース 村井令二)

*内容を追加します。

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