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サムスン、米高裁に「ギャラクシーネクサス」販売容認判断の維持要請

1月14日、サムスンは米連邦高等裁判所に「ギャラクシー・ネクサス」の販売差し止め仮処分を破棄する判断を維持するよう求めた。昨年10月撮影(2013年 ロイター/Bobby Yip)

[14日 ロイター] 米連邦高等裁判所が昨年に韓国サムスン電子005930.KSのスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシー・ネクサス」をめぐる販売差し止めの仮処分を破棄したことを受け、米アップルAAPL.Oが判事全員による再審理を求めていた件で、サムスンは先週11日、同裁判所に販売差し止め仮処分を破棄する判断を維持するよう求めた。

特許をめぐりサムスンと係争中のアップルは「ギャラクシー・ネクサス」の審理前の販売差し止めを請求。カリフォルニア州連邦地裁は販売差し止め仮処分を決定したが、執行は延期されていた。ワシントンDC連邦高裁(判事3人で構成)は昨年10月にこの仮処分を破棄し、カリフォルニア州連邦地裁に差し戻す判断を下した。これを受け、アップルは判事9人全員による再審理を求めた。

サムスンは裁判所に11日提出した文書で、アップルには「ギャラクシーネクサス」販売差し止めの正当化に必要な、特許を取得した検索技術と消費者の「iPhone」購入との因果関係を示す十分な証拠がないため、判事全員による再審理は不必要だと主張。連邦高裁の判断は最高裁の判例と矛盾しない、としている。

アップルとサムスンの担当者はともに、14日の時点でコメントの求めに応じていない。

「ギャラクシーネクサス」販売差し止め仮処分の破棄は、サムスンがアップルとスマホ関連技術の特許をめぐり各国で争っている間もサムスン製品が店頭に並ぶことを認める先例となり、サムスンにとって非常に有利な状況を生み出した。

一部の法律専門家は、アップルが再審理に持ち込める見込みはないとみている。

サムスンの人気製品「ギャラクシー」シリーズは米グーグルGOOG.Oの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載しているため、アップルの対サムスン訴訟は対グーグル訴訟の代理と見なされる一面もある。

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