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1月の中国貿易統計、輸出入とも予想上回る:識者はこうみる

[北京 8日 ロイター] 中国税関当局が8日に発表した1月の貿易統計によると、輸出は前年同月比25%増加し、2011年4月以降で最高となった。市場予想の17%増を上回った。

2月8日、中国税関当局が発表した1月の貿易統計によると、輸出は前年同月比25%増加し、2011年4月以降で最高となった。市場予想の17%増を上回った。上海港で昨年11月撮影(2013年 ロイター/Aly Song)

輸入は28.8%増で、予想の23.3%を上回る伸びを示した。

市場関係者の見方は以下の通り。

●景気の回復基調を確認、アジア株の上昇トレンド継続へ

<大和証券(東京)のシニアストラテジスト、由井濱宏一氏>

中国の経済状況は改善しつつあり、貿易統計は回復基調が続いていることを確認する内容となった。貿易統計だけでなく、小売、生産、投資のデータも昨年第3・四半期に景気が底を打ったことを明確に示している。

輸出の伸びについては季節的な歪みを考慮する必要があるが、それでもなお外部環境の改善を反映している。

中国の旧正月を来週に控え、利食い売りの動きが目立っており、アジア市場では休暇前の調整で上値の重い展開が続いている。

過去数カ月間の大幅上昇を踏まえると、調整は正常な展開。アジア株式市場の上昇トレンドに変わりはない。

●輸入の強さが目立つ

<UBS(香港)のエコノミスト、タオ・ワン氏>

旧正月のタイミングが非常に重要だ。休み近辺の労働日数の調整は容易ではなく、実際の状況の予測はいつも難しい。

ただそれに加え、輸入が特に強いように思われる。これには2つの要因があり、1つは内需で特に投資需要が非常に強かった。もう1つは、旧正月と3月・4月のピーク月を前に、企業が在庫補充に動いたことだ。

●春節の影響除いてもかなり強い内容

<ノムラ(香港)の中国担当チーフエコノミスト、張志偉氏>

今回の貿易統計における春節(旧正月)の影響は部分的にとどまると思う。その影響を除いても、1月の貿易統計の数字は依然かなり強く、景気回復が順調であることを示している。輸出入ともに、伸びは市場予想を5─8%ポイント上回っているため、非常に強い内容だ。

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