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ドル下落、FOMC控え利食い売り優勢=NY外為市場

[ニューヨーク 15日 ロイター] 15日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し下落した。朝方発表された消費者物価指数(CPI)統計が米連邦準備理事会(FRB)に緩和継続の余地があることを示す内容となったほか、最近の急ピッチなドル高や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感から、利食い売りが優勢になった。

3月15日、ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し下落。写真は2月撮影(2013年 ロイター/Shohei Miyano)

2月の米CPI統計では、総合指数が2009年6月以来約4年ぶりの大きな伸びとなったが、ガソリン高が上昇分の約4分の3を占めた。

そのため経済への影響は一時的とみられており、「量的緩和継続の余地が依然残っている」(テンパス・コンサルティングの外為トレーダー、アンドリュー・ディルツ氏)との見方が出ている。

主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数.DXYは0.5%安の82.219。前日には昨年8月初旬以来の高値となる83.166に上昇していた。

ドルはこのところ、米経済が他の主要国に先行して回復するとの期待に支援されている。

この日発表された2月の鉱工業生産指数も市場予想を上回る伸びとなり、米景気の勢いが再び増していることを裏付けた。

ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズの首席市場アナリスト、ジョー・マニムボ氏は「概ね堅調な米経済指標が続いていることから、ドル高基調は変わらない」とみている。

ドル/円は0.7%安の95.38円。年初来ドルに対し大幅下落している円にショートカバーの買いが入り、円は1週間ぶり高値となる95.06円まで上昇する場面もあった。

ポンドは対ドルで一時10日ぶり高値に上昇。キング総裁が中銀として一段のポンド安は求めておらず、相場は現時点で「妥当な価格」水準にあるとの見方を示したことが材料視された。ただ英経済をめぐる懸念や追加緩和観測を背景に、ポンド高は長くは続かないとの見方が支配的にになっている。

ユーロ/ドルは 0.4%高の1.3054ドル。一時は1.3107ドルまで買われた。欧州連合(EU)首脳が目先、景気てこ入れに乗り出すとの見方が支援した。

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