for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

TPP交渉の年内妥結困難、日本参加で複雑化も=USTR元幹部

4月3日、米通商代表部の元幹部ジェイ・アイゼンスタット氏は、環太平洋連携協定(TPP)交渉について、2014年終盤まで長引くとの見方を示した。写真は横須賀にある自動車工場。2009年2月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

[ワシントン 3日 ロイター] 米通商代表部(USTR)の元幹部であるジェイ・アイゼンスタット氏は3日、環太平洋連携協定(TPP)交渉について、2014年終盤まで長引くとの見方を示した。特に日本が参加することになれば、交渉はもつれるとした。

同氏はワシントン国際貿易協会のイベントで、「これまで16回の会合で有意義な前進があったのは事実だが、交渉はいかなる合理的評価によっても妥結には近付いていない」と指摘。「(たとえ日本が交渉に参加しないとしても)年内に妥結するとは思えず、日本が参加したとすると、来年末までに妥結すると考えるのは楽観的だ」と述べた。

TPP交渉に参加している11カ国は、年内、早ければ10月にバリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で妥結したい考えだ。

日本は交渉参加を表明し、他の参加国の承認を待っている。

また、元USTR首席農業交渉官のアレン・ジョンソン氏は「(日本の交渉参加といった)問題を非常に複雑にする多くの課題があり、妥結に向けた困難さが引き続き増している」と指摘。日本は経済大国であるため、米国がこれまで自由貿易交渉相手にとってきたように、農業関連関税を見掛け上全て撤廃することを求めることが格段に難しくなると述べた。

アイゼンスタット、ジョンソン両氏ともに、自動車や保険分野の障壁といった日本とのその他の課題も年内に解決することは困難になるとの見通しを示した。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up