[メンロパーク(米カリフォルニア州) 4日 ロイター] 米ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)大手フェイスブックFB.Oは4日、グーグルGOOG.Oの携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載端末のホーム画面にモバイル版のニュースやメッセージを表示するソフトウェアを明らかにした。
グーグルの各種サービスから利用者を呼び込むとともに、競合他社の勢いを多少なりともそぐ可能性があるという指摘も聞かれる。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が記者団に明らかにした。「コンテンツのすべてを前面(ホーム画面)に押し出したい」と話した。
フェイスブックのネットワークからメッセージや写真、状況更新などのコンテンツをホーム画面に流す新しいメッセージングサービスなどを公開した。
フェイスブックが独自のスマートフォンを開発中とする報道も相次いでいたが、ザッカーバーグCEOは「誤った戦略」として否定する。
今回のアプリで、自前の機器を製造する費用やリスクを負うことなく、同社にとって多くの利点が見込めるとの見方も出ている。
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