[サンフランシスコ 6日 ロイター] - ブルームバーグ通信が関係筋の話として伝えたところによると、米アップルAAPL.OはiPhone(アイフォーン)の下取りを今月中にも開始する見通し。ユーザーは既存機種を下取りに出し、最新機種を購入することが可能になる。
報道によると、アップルは今回の取り組みで携帯電話機物流のブライトスターと連携する。ブライトスターは米AT&TT.NやTモバイルなど通信会社の下取りプログラムを手掛けている。
アップルとブライトスターは、コメントを求める電話に現時点で応じていない。
iPhone5の現在の価格(通信契約なし)は649ドルから。iPhoneには通常強い需要があるが、米スマートフォン(多機能携帯電話)市場の飽和状態が強まる中、投資家の間では需要の大幅な減速を懸念する声が上がっている。
こうした中、下取りプログラムが高額な新機種への需要押し上げにつながる可能性がある。
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