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4月の原油需要、途上国が初めて先進国を上回る=米EIA

6月11日、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が毎月公表している短期エネルギー見通しによると、4月の原油需要は初めて途上国が先進国を上回った。写真は中国・甘粛省の石油タンク。2011年1月撮影(2013年 ロイター)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が毎月公表している短期エネルギー見通しによると、4月の原油需要は初めて途上国が先進国を上回った。

途上国の原油需要は、中国がけん引する形でここ10年で約50%増加している。

EIAによると、4月の原油需要(1日当たり)は、経済協力開発機構(OECD)非加盟国が4450万バレル、OECD諸国は4430万バレルで、途上国の需要が「OECD諸国の消費量を初めて上回った」。

4月のデータには、西欧や米国が春を迎えて需要が減るという季節的要因が反映されている可能性があるものの、2014年には新興国が世界の主要原油消費者としての地位を固めるとの見方をEIAは示した。

EIAは、10年前は7800万バレル前後だった世界原油需要(1日当たり平均)が、2013年は前年から約90万バレル増えて8920万バレルになると予想、「アジアの非OECD諸国、特に中国が予想される世界消費の伸びのけん引役」としている。

ただし、中国の需要の伸びは減速しつつあるとも指摘。今年と来年の伸び(1日当たり)を42万─43万バレルと予想した。2004年から12年にかけては年平均52万バレルのペースで伸びていた。

需要増加で国際原油価格はここ3年、おおむね1バレル=100ドルを上回って推移してきたが、同時に先進国では供給増加に向けた取り組みが進んだ。

EIAの予測では、非石油輸出国機構(OPEC)諸国の今年の生産量(1日当たり)は5391万バレル。増加幅は約120万バレルと需要のそれを上回る。

「米国のタイトオイルやカナダのオイルサンドによる生産の継続的な伸びによって、今後2年は非OPECによる供給の予想される伸びの大部分を北米が占める」とEIAは予想した。

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