[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は30日、事情に詳しい関係筋の話を引用し、米経営コンサルティング大手アクセンチュアACN.Nが、同業のブーズ・アンド・カンパニーを買収する交渉を進めていると報じた。実現すれば、戦略策定・オペレーションコンサルティングサービスの強化につながる。
アクセンチュアは買収を積極的に推進しており、今年既に3件の企業買収を発表している。
WSJの報道に対するアクセンチュアのコメントはこれまでのところ得られていない。ブーズの広報担当は同社に関する市場やメディアの憶測にはコメントしない方針だと述べた。
アクセンチュアの従業員は世界全体で約26万6000人。2012年8月末に終わった会計年度の純収入は279億ドルだった。
一方、ブーズの従業員数は3000人強。2010年7月に同業のA.T.カーニーとの合併交渉を打ち切っている。
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