[ワシントン 1日 ロイター] - 米国際貿易委員会(ITC)は1日、韓国サムスン電子005930.KS製の携帯電話やタブレット型端末の一部が米アップルAAPL.Oの特許を侵害しているかが争われている特許紛争で、判断を延期すると明らかにした。
判断はもともとこの日に示される予定だったが、9日までに延期された。理由は明らかにされなかった。
ITCは6月4日、アップルの「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」の一部旧モデルがサムスン電子の特許を侵害したとする最終決定を下した。この最終決定についてはオバマ政権が審査を行っており、間もなく判断を示す予定となっている。
オバマ政権が最終決定を堅持すれば、AT&TT.Nモデルの「アイフォーン4」、「アイフォーン3GS」、「アイパッド3G」、「アイパッド2 3G」の米国への輸入や米国での販売は禁止される。
サムスンとアップルは各国で特許紛争を繰り広げている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」