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エジプト政治危機が新たな段階に、欧米などの仲介失敗

8月7日、 緊迫した情勢が続くエジプトで、欧米などによる仲介工作が失敗。写真は事実上の軍事クーデターで大統領職を解任されたモルシ氏の支持者ら(2013年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh)

[カイロ 7日 ロイター] - 緊迫した情勢が続くエジプトで、欧米などによる仲介工作が失敗した。事実上の軍事クーデターで大統領職を解任されたモルシ氏の支持者が座り込みを続ける中、軍主導で発足した暫定政権側は支持者らを排除する強硬措置に出る姿勢を崩していない。

マンスール暫定大統領はイスラム教のラマダン(断食月)明けの祝日を翌日に控え、エジプトは危機的状況にあると表明。暫定政権は9カ月以内に選挙を実施する計画を進める方針だと語った。

これに先立ちマンスール暫定大統領は7日、国際的な仲介の失敗と、その後に起きる可能性のある暴力行為の責任はモルシ氏の出身母体であるムスリム同胞団側にあると非難した。

一方、政府とムスリム同胞団の仲介に入っていた米国のバーンズ国務副長官は帰途に就き、欧州連合(EU)のレオン特使は首都カイロにとどまった。

欧米側は、エジプトが「危機的な行き詰まり」を打開する方策を見出せていないことに懸念を示している。

ケリー米国務長官とEUのアシュトン外務・安全保障担当上級代表は共同声明で、「かなり不安定な状況が続いている。さらなる犠牲が出る可能性やエジプトが分裂するリスクがあるばかりでなく、エジプトが過渡期をうまく乗り切るために不可欠な景気回復を阻害する」と指摘した。

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