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リビア西部最大の油田、武装勢力のパイプライン閉鎖で操業停止

[トリポリ/ロンドン 27日 ロイター] - リビア石油省のシャクマク副大臣は27日、同国西部最大の油田である「エルフィール」と「エルシャララ」で、武装勢力が港湾につながるパイプラインを閉鎖したため、操業を停止したと述べた。

ロイターの推計では、これでリビアの石油生産は日量20万バレルを割り込み、内戦前の同160万バレルを大きく下回ることになる。

「エルフィール」と「エルシャララ」の両油田の生産量は計50万バレル前後。シャクマク副大臣はロイターに対して「わたしは憤慨している。これはばかげた行為だ。議論の余地はなく、事態解決は国防省と警備部隊に委ねられている」と話した。

この武装勢力は、東部でストライキを行っている石油労働者や石油施設の警備員グループではなく、具体的な要求を掲げて交渉に応じる姿勢にはない。

副大臣は「第三の勢力だ」と説明したが、はっきりした正体や何が望みかはわからないとの見方を示した。

一方でアルーシ石油相はこれに先立つテレビインタビューで、同国の石油生産を半分以上減らした東部のストについて、労働者側はこの地域の政治権力拡大を求めていると語った。

石油相は、ストを利用して非石油労働者や扇動者がリビアの連邦国家化を推進していると批判。ストが長期化すれば財政赤字を招きかねないとの懸念を表明した。

石油相によると、「エルサイダー」「ラスラヌフ」「ズエイティナ」「マルサアルハリガ」といった輸出ターミナルはいずれも閉鎖されたままで、東部では「アルサアルブレガ」だけが稼働している。

さらに石油相は、輸出の途絶が長くなればサウジアラビアなど他の産油国にそのすきを突かれ、リビアは石油収入を奪われたり、元の顧客に安値での販売を強いられてしまう、と警告した。

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