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ドル/円が伸び悩み、米上院外交委の決議案可決で=NY市場

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 4日終盤のニューヨーク外為市場では、米上院外交委員会がシリアへの軍事行動を認める決議案を10対7で可決したことを受け、ドル/円が上昇幅を縮小した。

9月4日、終盤のニューヨーク外為市場では、米上院外交委員会がシリアへの軍事行動を認める決議案を10対7で可決したことを受け、ドル/円が上昇幅を縮小した。写真は2月、都内で撮影(2013年 ロイター/Shohei Miyano)

終盤のドル/円は0.1%高の99.61円。

主要6通貨に対するドル指数.DXYは0.3%安の82.131。前日につけた7月22日以来約6週間ぶりの高値である82.516から反落した。今週相次ぐ米雇用関連指標の発表を控え、投資家はこのところ上昇していたドルに利益確定の売りを出した。

ユーロ/ドルは0.3%高の1.3212ドル。ユーロは円に対しても上昇し、ユーロ/円は0.4%高の131.58円。

ドルは特にオセアニア通貨に対して売られ、豪ドルは1.2%高の1豪ドル=0.9171米ドル。ニュージーランド(NZ)ドルは1.4%上昇し1NZドル=0.7910米ドルとなった。

今週は5日に8月のADP全米雇用報告、6日に同月の米雇用統計が発表されるため、投資家は米雇用関連指標に焦点を移している。これらの指標は、9月17─18日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備理事会(FRB)が金融緩和の縮小に踏み切るかどうかを決定する上で手掛かりになるとみられている。

ノムラ・セキュリティーズの外為ストラテジスト、Charles St-Arnaud氏は「われわれは今なおFRBが金融緩和の縮小計画を今月発表すると予想しているが、6日の雇用統計発表までは依然として若干の不確実性が残る」と述べた。

一方、欧州中央銀行(ECB)は5日の理事会で、ユーロ圏のおぼつかない景気回復を支援するため政策金利を低水準に据え置く方針をあらためて表明すると予想されている。

コメルツ銀行の外為調査部門の責任者、ウルリッヒ・ロイヒトマン氏は「仮にECBが政策金利を低水準に維持する試みの中でフォワードガイダンスを実施する強めの表現を用いれば、ユーロにはマイナス要因となるだろう」と話した。

対シリア軍事行動の決議案は、米上院本会議で来週採決される見通しとなった。シリアへの攻撃が数日中に実施されれば、逃避先の通貨とされる円とスイスフランが買われる展開になりそうだ。

シリアに対する軍事行動の可能性は、ロシアのプーチン大統領の発言を受けて若干高まったと受け止められた。プーチン大統領は4日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したことを示す明確な証拠が提示されれば、シリアに対する軍事介入を支持する可能性を排除しないと表明した。

だが大統領は、米議会が国連安全保障理事会の承認がないまま、シリアへの軍事介入を承認する権限はないと述べ、仮に承認すれば「侵略行為」に当たるとの考えを示した。

ドル/円    終値    99.74/76

始値    99.45/46

前営業日終値    99.56/59

ユーロ/ドル  終値   1.3206/08

始値   1.3173/74

前営業日終値   1.3170/72

*内容を追加して再送します。

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