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訂正:アングル:ダウ構成銘柄を外れる企業には明るい未来

[ニューヨーク 10日 ロイター] - ダウ工業株30種.DJIの構成銘柄の大幅な入れ替えは、株価のパフォーマンスに関して意外性のある結果をもたらすかもしれない。

9月11日、ダウ工業株30種の構成銘柄の大幅な入れ替えは、株価のパフォーマンスに関して意外性のある結果をもたらすかもしれない。ニューヨーク証券取引所で3月撮影(2013年 ロイター/Brendan McDermid)

少なくとも1つの尺度によれば、構成銘柄から外れるアルミ大手アルコアAA.N、大手銀バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)BAC.N、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)HPQ.Nの3銘柄の方が、新たに加わる金融大手米ゴールドマン・サックス・グループ GS.N、クレジットカード大手ビザV.N、スポーツ用品大手のナイキNKE.Nに比べて株価上昇の可能性が高そうだ。

株主にとって、ダウ平均の構成銘柄への招待状を受け取ることが必ずしも良いことが起きる兆候であるとは限らないし、同時に指標からお払い箱になることは決して悲劇ではない。

以前ダウ平均の構成銘柄だったハネウェル・インターナショナルHON.N、アルトリア・グループMO.N、クラフト・フーズKRFT.Oなどは銘柄から外れた後に株価が上昇した。

一方、かつて構成銘柄だった企業のうちシティグループC.N、ゼネラル・モーターズ(GM)GM.N(訂正)、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)AIG.N(訂正)、イーストマン・コダックは非常に苦戦している。シティは10株を1株に併合した調整後でみると株価が過去10年間に約90%下落しており、コダックはようやく存続の道を模索し始めたところだ。

また、医療保険大手のユナイテッドヘルス・グループUNH.Nと石油大手シェブロンCVX.Nは構成銘柄入り後にダウ平均を上回る上昇をみせた。

一方、過去10年間にダウ平均が50%以上値上がりしたのに対し、ハイテク業界大手のマイクロソフトMSFT.OとインテルINTC.Oの株価にはほとんど変化がみられない。

トムソン・ロイター・スターマインのバリュエーション測定法「イントリンシック・バリュー(本質的価値)」によると、アルコア、バンカメ、HPは総じて30%過小評価されている。対照的にゴールドマン、ビザ、ナイキの3社は現状の水準からあまり上昇は見込めない。

3社のうちゴールドマンだけは上昇の可能性がある。10日の株価は164.35ドルだったが、この水準は235.67ドルのイントリンシック・バリューを約30%下回る。計測モデルが正しければ43%上昇する可能性を秘めていることになる。

スターマインによると、66.41ドルのナイキは20%、183.69ドルのビザは25%過大評価されている。

イントリンシック・バリューは、最も正確な予想を立てるアナリスが推計した長期業績予想に対して現在の株価がどの程度の水準にあるかを示す指標。

それによると、ダウ構成銘柄で最良の選択はHPで、スターマインが計算したイントリンシック・バリューは44.70ドルと、10日の終値22.20ドルから2倍以上に上昇する潜在力がある。

バンカメもイントリンシック・バリューからみた株価は23.83ドルで、現在の14.64ドルから63%上昇する可能性がある。昨年5月以来、10ドルを上回ったことがないアルコアでさえ、現在はダウ構成銘柄で最低価格の8.05ドルから約6%上昇する力があるとみられている。

(Chuck Mikolajczak記者)

※英文の訂正により、第5段落のAIGの社名と、GMとAIGの企業コードを訂正しました。

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