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米・イラン大統領が電話会談、断交以来初

9月27日、オバマ米大統領(写真)は、イランのロウハニ大統領と電話会談を行った。写真はホワイトハウスで撮影。提供写真(2013年 ロイター/Pete Souza/The White House/Handout via Reuters)

[ワシントン/ドバイ 27日 ロイター] - オバマ米大統領は27日、イランのロウハニ大統領と電話会談を行った。両国の首脳による会談は1979年のイラン革命で国交を断絶して以来初めて。

オバマ大統領はホワイトハウスで「前へ進む上で重大な障害があり成功する保証はないが、包括的な解決にたどり着くことができると信じている」とロウハニ大統領に伝えたと述べた。

またイランの核開発問題をめぐる合意の実現に向けて迅速に作業を進めるよう両首脳が自国の担当者に指示したことを明らかにした。

ロウハニ大統領はツイッターで、「(両首脳は)核問題を早急に解決するための政治的決意をそれぞれ表明した」とした。

ロウハニ大統領に近い関係筋はロイターに対し、オバマ大統領からの電話は「全く予期していないものだった」と明らかにした。

オバマ政権は国連総会に出席するために今週ニューヨークを訪れたロウハニ大統領との首脳会談を目指したが、イラン側が複雑過ぎるとして断った経緯がある。

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