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米株主要指数が軒並み大幅高、財政協議進展の兆しを好感

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 10日の米国株式市場は、米連邦政府債務の法定上限の短期的な引き上げに向けて与野党の協議が進展する兆しを見せたことを好感し、主要指数が軒並み2%を超える大幅上昇となった。

10月10日、米国株式市場は上昇。写真はニューヨーク証券取引所(2013年 ロイター/Mike Segar)

S&P総合500種の上昇率は1月2日以来、約9カ月ぶりの大きさとなった。

ダウ工業株30種.DJIは323.09ドル(2.18%)高の1万5126.07ドル。

ナスダック総合指数.IXICは82.97ポイント(2.26%)高の3760.75。

S&P総合500種.SPXは36.16ポイント(2.18%)高の1692.56。

米下院共和党指導部は10日、財政協議のこう着打開に向けて動き、付帯条件なしで債務上限を短期的に引き上げることを提案。これにより国庫資金が枯渇してデフォルト(債務不履行)に陥る恐れが出てくる時期が17日から11月半ば、あるいは11月末に先送りされる。医療保険改革(オバマケア)の実行を阻止するために債務上限問題を利用しようとしていた共和党としては、大きな方針転換となった。

オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコブスキス共同最高投資責任者(CIO)はこうした動きについて「これで交渉への扉が開かれた。これまでは双方がただ非難し合うだけだった」と話した。

投資家の不安心理を示すCBOEボラティリティ指数(VIX指数).VIXは15.9%下がって16.48となり、政府機関閉鎖前の9月下旬の水準に近づいた。

このところ値下がりしていたハイテク銘柄が反発し、ソーシャル・ネットワークサービスのフェイスブックFB.Oは4.9%、オンライン動画配信のネットフリックスNFLX.Oは5.4%、それぞれ上昇した。

家電量販店チェーンのベストバイBBY.Nも7.5%値上がりした。

企業向けソフトウエアのシトリックス・システムズCTXS.Oは11.9%下落。顧客企業が契約締結を先延ばししているため、四半期業績がアナリスト予想を下回るとの見通しを発表したことが嫌気された。

S&P総合500種の約98%の銘柄が上昇。ニューヨーク証券取引所では上昇銘柄数が下落銘柄数の6倍を超え、ナスダックの騰落銘柄比率も5.3対1となった。

*内容を追加します。

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