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ドル98円半ばに上昇、米財政協議の楽観的な見方広がる

10月11日、正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の98円半ば。写真は2月、都内で撮影(2013年 ロイター/Shohei Miyano)

[東京 11日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の98円半ば。オバマ米大統領が共和党の短期間の債務上限引き上げ案を拒否したとの一部報道で下げる場面もあったが、その後のホワイトハウス声明や要人発言などを受け楽観的な見方が広がり、ドル/円、クロス円ともに買い戻された。

<ショートの買い戻し継続>

正午までのドル/円はじり高の展開となった。オバマ大統領が共和党の提案を拒否したとの報道を受け、一時97.91円まで下落したものの、要人発言やホワイトハウス声明を受け、その後は買い戻す動きが優勢となった。ドル/円は一時98.54円と10月1日以来の高値をつけた。

大手邦銀関係者によると、買い下がっていたロング勢は97円後半から98円前半にかけていったん利益確定売りを出したといい、「根っこのロングが残って、コストが良くなっていることから、もう少し上を狙えるようになっている」という。

一方、週前半まで目立っていたショート勢はドル買いに流れが傾きつつある中で、ポジションを縮小する動きを継続させている。

米ニューヨーク・タイムズ紙は、オバマ米大統領は共和党が提案した短期間の債務上限引き上げ案について、政府機関の再開が含まれていないため拒否したと報じた。

一方、米ホワイトハウスは10日、オバマ大統領と下院共和党指導部との債務上限引き上げや政府機関再開をめぐる協議について、「良い協議」だったとした上で、「今後について具体的な決定はなかった」ことを明らかにした。

先行きについては、合意内容により反応が異なりそうだ。債務上限引き上げが短期間なら、米テーパリング(緩和縮小)のスタート時期ともかかわってくるため、ドルの上値は限られる可能性がある。

志田義寧

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