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中国9月CPI、7カ月ぶり高水準の3.1%に加速

[北京 14日 ロイター] - 中国国家統計局が14日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.1%上昇と、前月(2.6%上昇)から上昇ペースが加速し、7カ月ぶりの高い伸びとなった。

10月14日、中国国家統計局が発表した9月のCPIは前年比3.1%上昇と、前月(2.6%上昇)から上昇ペースが加速し、7カ月ぶりの高い伸びとなった。写真は南京で昨年6月撮影(2013年 ロイター/Sean Yong)

生産者物価指数(PPI)は下落幅が縮小した。中国人民銀行(中央銀行)は景気を支援する措置を打ち出しにくくなりそうだ。

CPIの前年比上昇率は、市場予想(2.9%上昇)を上回った。ただ、政府の2013年の目標(3.5%上昇)は依然として下回っている。

前月比では0.8%上昇。前年比と同様、市場予想(0.5%)を上回った。

食品価格CPIは前年比6.1%上昇、食品以外は同1.6%上昇だった。

ノムラ(香港)の中国エコノミスト、Zhiwei Zhang氏は「CPI上昇率は第4・四半期にさらに加速し、3.5%を上回る月もあると予想している」と述べ「預金基準金利は3%にとどまるなか、CPIの上昇加速で、政策緩和余地が乏しくなっている」 と指摘した。 一方でアナリストは、外部環境の厳しさ、インフレ率が通年目標を下回っていることを踏まえ、近い将来に政策が引き締められる可能性も乏しいとみている。 税関当局が12日に発表した9月の貿易統計では、輸出が予想に反して前年同月比0.3%減少した。

申銀万国証券(上海)のエコノミスト、Li Huiyong氏は、9月のCPI上昇率は季節要因と前年同月が低かったことで高めに出た、と指摘し、「インフレの状況はなお良く制御されており、特に今年は設備過剰問題が経済に影を落としていることもあり懸念要因になることはない」との見方を示した。

9月のPPIは前年比1.3%低下。市場予想は1.4%低下。19カ月連続の下落となったものの、下落幅は前月(1.6%低下)から縮小した。前月比では0.2%上昇した。 18日には、第3・四半期の国内総生産(GDP)、9月の鉱工業生産などが発表される。ロイターがまとめたエコノミストのGDP伸び率予想は中央値で前年比7.8%。第2・四半期の7.5%から加速すると予想されている。

政府は2013年の成長率目標を7.5%としている。

*内容を追加して再送します。

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