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世界PMI、11月は米国が上昇でユーロ圏・中国は低下

[ロンドン/ニューヨーク 21日 ロイター] -21日発表された各国地域の11月の購買担当者景気指数(PMI)は、米国が8カ月ぶり水準に上向く一方、雇用はさえなかった。またユーロ圏はフランスの不振などで予想外に落ち込み、中国も低下した。

マークイットが発表した米国の製造業PMI速報値は54.3で、8カ月ぶりの高水準となったものの、製造業の全体的な改善ペースは引き続き控えめにとどまった。内訳では生産指数が9カ月ぶりの高水準となる一方、雇用指数は低下した。

マークイットの首席エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏「現在の拡大ペースでさえも、雇用の伸びにほとんどつながっていない」と分析した。

ユーロ圏のPMI速報値は、総合が51.5となり、前月の51.9から低下した。予想は52.0だった。国別ではドイツが順調に上向く一方、フランスの総合PMIは50の節目を割り込んだ。

ニューエッジ・ストラテジーのアナリザ・ピアッツア氏は、「一言で言って、ユーロ圏経済はある程度勢いを失っている」と指摘。「内需の動きは依然として安定しておらず、しっかりした回復はまだ先の話だ」と述べた。

マークイット/HSBCが発表した中国の11月の製造業PMI速報値は50.4と、4カ月連続で節目の50を上回ったものの、前月の50.9からは低下した。新規輸出受注が縮小するなか、市場では中国経済が第4・四半期に幾分減速するとの見方が強まっている。

ウニクレディトのニコラス・キース氏は「中国経済の成長の勢いは第3・四半期にピークに達した可能性があり、今回の指標もそうした見方を裏付けている」とした上で、来年は成長がさらに減速するとの見通しに変わりはないと話した。

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