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消費者物価指数0.9%上昇、食料・エネルギー除き5年ぶりプラス

11月29日、総務省によると、10月の全国消費者物価指数は、指標となる生鮮食品を除くコアCPIが100.7と前年同月比0.9%上昇し、5カ月連続のプラスとなった。都内で10月撮影(2013年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 29日 ロイター] -総務省が29日発表した10月の全国消費者物価指数は、指標となる生鮮食品を除くコアCPIが100.7と前年同月比0.9%上昇し、5カ月連続のプラスとなった。プラフ幅は9月より0.2ポイント拡大、2008年11月(同1.0%)以来の上昇幅となった。円安を背景に電気代やガソリンなどエネルギー価格が上昇したほか、傷害保険料や外国パック旅行、食料品や家電製品など幅広い品目で下げ止まりや上昇の動きがみられた。

振れの大きい食料とエネルギーを除き、物価の基調を表すとされるコアコアCPIも、前年比0.3%上昇と2008年10月以来5年ぶりにプラス転換じ、1998年8月(同0.7%)以来の上昇幅となった。昨年11月以来のアベノミクスによる円安効果がジワリと浸透してきたのが確認できた格好。円安効果が一巡する年末以降の動向が今後の焦点になりそうだ。

コアCPIはことし6月にプラスに転じ、その後8月の前年比0.8%までプラス幅を拡大。9月は0.7%といったんプラス幅が縮小したが、10月再び上昇ピッチを上げた。ロイターがまとめた民間予測もプラス0.9%だった。

主な上昇品目は電気代(前年比8.2%)、ガソリン(同7.1%)など。生鮮食品を除く食料も肉類や魚貝缶詰、乳製品の上昇で前年比0.2%上昇した。傷害保険料(同10.1%)や外国パック旅行(同3.7%)も上昇し、コアコア指数がプラスに転じた要因となった。エアコンや炊飯器などの値上げや下げ幅縮小も指数を押し上げた。生鮮食品を含む総合指数は前年比1.1%上昇した。

全国の先行指標とされる11月の東京都区部コアCPIは99.6となり、前年同月比0.6%上昇となった。7カ月連続のプラス。ロイターがまとめた民間予測のプラス0.4%を上回った。コアコアCPIは同0.2%上昇し、2008年12月以来のプラスに転じた。総合指数は0.9%上昇した。主な上昇品目は生鮮野菜(前年比16.6%)、電気代(同5.9%)、傷害保険料(同10.1%)、外国パック旅行(同14.6%)など。

(竹本能文)

*内容をさらに追加します。

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