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設備投資7─9月期は全産業で2期連続増、製造業は減少続く

[東京 2日 ロイター] - 財務省が2日発表した2013年7─9月期の法人企業統計(金融業・保険業を除く)によると、設備投資額(ソフトウエアを含む)は全産業で前年比1.5%増となり、小幅ながら2期連続の増加となった。非製造業が牽引役となっている一方、製造業は4期連続で減少した。

12月2日、財務省が2日発表した2013年7─9月期の法人企業統計(金融業・保険業を除く)によると、設備投資額(ソフトウエアを含む)は全産業で前年比1.5%増となり、小幅ながら2期連続の増加となった。写真は2011年、川崎市で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

ただ業績面では、非製造業に続いて製造業も今期になって増収増益に転じ、設備投資にとっても、収益面からの環境は整いつつある。財務省では先行指標となる機械受注でも製造業の回復が窺えることから、今後に期待するとしている。

法人企業統計ベースの設備投資額は、4─6月期に前年比0.02%と辛うじて3期ぶり増加に転じ、7─9月期は同1.5%増と増加幅を拡大した。押し上げに寄与したのは非製造業で、前年比6.6%増となった。建設業で大型物流施設の建設があったほか、運輸業で航空機購入や空港建設などが寄与、物品賃貸業も増加した。

他方で、製造業は冴えない。前年比では 6.7%減で、前期よりも減少幅は縮小したが、依然水面下にある。増加したのは鉄鋼や輸送用機械、食料品などだが、電機や情報通信機械で前年の反動が出たほか、不採算部門での投資削減が足を引っ張った。

前期比では全産業の設備投資は持ち直し傾向を続けてきたが、7─9月期は4期ぶりに減少となり、0.5%減となった。製造業は引き続き減少を続けているが、非製造業も減少に転じた。

業績面では、製造業がようやく増収増益に転じたことが目立つ。これまで、製造業では減収が続く中でもコスト削減で増益を続けてきたが、7─9月期は前年比0.3%増とわずかではあるが、5期ぶりの増収となり、経常利益は同46.9%増と4期連続の増益となった。

非製造業は2期連続の増収増益となった。

法人企業統計は四半期ごとに調査が行われ、資本金1000万円以上の法人企業が対象。

(中川泉)

*情報を追加して再送します。

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