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ロイター調査:米緩和縮小は来年3月までに開始、12月との見方も

[ニューヨーク 6日 ロイター] -6日発表の米雇用統計後にロイターが実施したプライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)調査によると、米連邦準備理事会(FRB)は来年3月までに緩和縮小を開始するとみられており、数社は早ければ12月に縮小に踏み切ると予想した。

12月6日、米雇用統計後にロイターが実施したプライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)調査によると、米連邦準備理事会(FRB)は来年3月までに緩和縮小を開始するとみられており、数社は早ければ12月に縮小に踏み切ると予想した。7月撮影(2013年 ロイター/Jonathan Ernst)

2カ月続けて強い雇用の伸びが見られたことを受け、縮小開始時期の予想が若干早まった。

調査ではプライマリーディーラー18社中8社が来年3月、5社が1月の縮小開始を予想。今月との回答や今月または1月との予想は合わせて4社だった。残りの1社は来年第1・四半期中と回答した。

11月の調査ではプライマリーディーラー16社中2社が来年4月以降の縮小開始を見込んでいた。

米労働省がこの日発表した11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比20万3000人増と、市場予想の18万人増を上回る伸びとなった。失業率は7%に低下し、2008年11月以来5年ぶりの水準に改善した。

モルガン・スタンレーのエコノミストはリサーチノートで「当社は1月の緩和縮小開始の予想確率を引き上げたが、依然として3月が最も有力とみている」と指摘した。

シティグループの首席エコノミスト、ロバート・ディクレメンテ氏は「雇用統計がわれわれの根本的な見方を変えることはないが、緩和縮小に消極的なFRB当局者にとっては難題となり、1月に緩和縮小が前倒しされる公算が大きい」と述べた。

一方、ジェフリーズの首席金融エコノミスト、ワード・マッカーシー氏は12月の緩和縮小開始を予想。「インフレ率データが引き続き目標を大きく下回っているため、かなり際どい、困難な決定になるだろう」とした。

当初の緩和縮小規模については、予想中央値で月額100億ドルとなった。11月実施の調査では150億ドルと見込まれており、予想規模が縮小した。

ジェフリーズのマッカーシー氏は「完了まで数年を要するであろう金融政策の正常化に向け、FRBはかなり慎重な姿勢で最初の一歩を踏み出す」との見方を示した。

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