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中国製造業PMI、1月速報値は6カ月ぶりの50割れ=HSBC

[北京 23日 ロイター] - HSBC/マークイットが発表した1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.6と前月の50.5から低下し、景況の改善・悪化の節目となる50を6カ月ぶりに下回った。

1月23日、HSBC/マークイットが発表した1月の中国PMI速報値は49.6と前月の50.5から低下し、景況の改善・悪化の節目となる50を6カ月ぶりに下回った。写真は合肥の自動車工場で9日撮影(2014年 ロイター)

新規受注の悪化が響いており、昨年末の製造業の低調が年明けも続いていることが示された。

クレディ・アグリコルCIB(香港)のシニアエコノミスト兼ストラテジスト、DariuszKowalczyk氏は、今回の結果は成長見通しの悪化を裏付けていると指摘。「製造業活動や景気全般が第2・四半期に一段と鈍化することを示している」と述べ、2014年の国内総生産(GDP)成長率が7.2%になるとの予想を維持した。

HSBCの中国担当チーフエコノミスト、屈宏斌氏は「1月の製造業PMI速報値が50をやや下回ったことは、内需の低迷が主な要因だ」と指摘。「これは、すでに雇用が伸び悩んでいる製造業で成長が減速していることを示す。インフレは懸念材料ではないため、中国政府は2013年上期のような成長鈍化を繰り返さないために成長を支援する政策に重点を置くだろう」と述べた。

1月は、製造業PMIを構成する新規輸出受注指数と雇用指数の低下が目立った。新規受注指数は49.8と6カ月ぶりに節目の50を下回った。

ロイターが今月、製造業の拠点である中国南部で調査したところでは、春節(旧正月)の連休に向け、多くの工場が通常よりも早くに休業となっていた。受注減とコスト増が背景にあるようだ。

一部のアナリストは、連休が製造業関連の統計に影響を及ぼした可能性を指摘するが、より慎重な見方もある。

クレディ・アグリコルCIBのKowalczyk氏は「春節が影響している可能性も理論上はあるが、同じく1月から春節の連休となった2012年でさえ、HSBCのPMIは上昇した」と指摘。成長の勢いの弱さを反映しているとの見方を示した。

HSBC/マークイットは1月の中国製造業PMI改定値を1月30日に発表する。

*情報を追加しました。

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