[北京 6日 ロイター] - 中国外務省は5日夜、NHK経営委員を務める作家の百田尚樹氏が「南京大虐殺はなかった」と発言したことを批判する声明を発表した。
中国外務省は「南京大虐殺は日本軍が中国を侵略していた時に起きた残忍な犯罪で、反論できない証拠がある。国際社会では既に結論が出ている」と反発。「一握りの日本人はこの事実を覆い隠し歴史を歪めようとしている」と批判した。
その上で「こうした行為は、歴史を逆戻りさせようとする日本の一部指導者の姿勢と同じもので、国際社会はこのことを警戒すべきだ」と発表した。
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