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現状・先行きともに低下、先行き50割れ=景気ウォッチャー調査

2月10日、1月の景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断DI、先行き判断DIがともに低下し、先行き判断は2012年11月以来、1年2カ月ぶりに50を下回った。写真は2011年4月、都内で撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 10日 ロイター] - 内閣府が10日に発表した1月の景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断DI、先行き判断DIがともに低下し、先行き判断は2012年11月以来、1年2カ月ぶりに50を下回った。

足元の景況感は消費税前の駆け込み需要の顕在化などで好調を維持しているものの、先行きについては消費税引き上げ後の需要の反動減やマインド低下への懸念が見られるという。

内閣府は景気ウオッチャー調査の判断を「景気は緩やかに回復している」に維持したが、「先行きについては消費税率引き上げ後の需要の反動減等の影響が見込まれる」と付記。消費増税後の需要反動減に関するただし書きをつけた。

1月の現状判断DIは54.7と前月比1.0ポイント低下した。3カ月ぶりの低下となったが、横ばいを示す50の水準は12カ月連続で上回った。家計動向関連が正月休み後の飲食などの売り上げ低迷などから低下、企業関連も一部企業で受注や生産の増加に一服感が見られ、低下した。雇用関連は上昇した。

2─3カ月先を見る先行き判断DIは49.0で、前月比5.7ポイント低下した。2カ月連続の低下で、50の水準を1年2カ月ぶりに下回った。消費増税前の駆け込み需要への期待も依然見られるが、引き上げ後の需要の反動減やマインドの低下への懸念から、家計動向、企業動向、雇用ともに低下した。

現状に関しては、消費増税前の駆け込み需要から好調との見方は強い。「新車販売では駆け込み効果で販売台数が倍増」(南関東、乗用車販売店)、「アクセサリー売り場では駆け込み需要もあり、単価が前年比で120%と伸びている」(南関東、百貨店)といった声が聞かれる。ただ、「常連客の客単価低下など、細かく見ると買い控えの動きが始まっている」(北海道、高級レストラン)との指摘もある。

先行きについては「増税前のまとめ買いを誘う企画による売り上げ増への期待は大きい」(近畿、商店街)との声がある一方、「4月には消費税率も上がるので、当然消費者は買い控えをする」(東北、一般レストラン)、 「現在は消費増税前の駆け込み需要で自動車関係の製造業から派遣求人が増えているが、期間社員やパート求人が多い。企業も4月以降の仕事量に不安を抱えているため、求人が減少する可能性がある」(東海、職業安定所)との指摘もある。

(石田仁志 編集:山川薫)

*内容を追加して再送します。

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