[サンフランシスコ 18日 ロイター] -米グーグルGOOG.Oは18日、同社の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートウォッチを年内に発売することを明らかにした。
韓国のサムスン電子005930.KS、LG電子066570.KS、米インテルINTC.O、ファッションアクセサリーのフォッシルグループなどと共同で開発する。
グーグルは、アンドロイドの利用を腕時計にも拡げる「アンドロイド・ウエア」プロジェクトを推進。同社のブログに掲載された動画には、腕時計に話しかけてスポーツ試合の結果をチェックしたり、音楽を再生したり、メールに返信したり、自宅のガレージを開けたりする場面が映し出されている。
アナリストは、さまざまな企業と提携することで、アンドロイドを広く普及させるのがグーグルの戦略だと指摘した。
グーグルは、スマートウォッチの開発で、米モトローラ、クアルコムQCOM.O、ブロードコムBRCM.O、台湾の宏達国際電子(HTC)2498.TW、ASUS2357.TW、聯発科技(メディアテック) 2454.TWとも提携する。
ウエアラブル(身体装着可能な)端末をめぐっては、アップルAAPL.Oも新製品を計画しているとの観測が浮上している。
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