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フェイスブックが仮想現実技術オクルスを買収へ、ウエアラブル参入

[サンフランシスコ 25日 ロイター] - 米交流サイト(SNS)大手のフェイスブックFB.Oは25日、バーチャルリアリティー(仮想現実)技術を手掛けるオクルスVRを20億ドルで買収すると発表した。

3月25日、米交流サイト(SNS)大手のフェイスブックは、バーチャルリアリティー(仮想現実)技術を手掛けるオクルスVRを20億ドルで買収すると発表した。昨年8月撮影(2014年 ロイター/Dado Ruvic)

初のハードウエア関連の買収に踏み切り、成長著しい「ウエアラブル(身体装着可能な)端末」市場に参入する。

フェイスブックは、携帯端末を利用したメッセンジャーサービスで急成長しているWhatsApp(ワッツアップ)の買収を決めたばかり。フェイスブックはバーチャルリアリティー関連技術について、次世代のソーシャルコミュニケーション手段になる潜在性に注目している。

フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は「現在のプラットフォームはモバイルだが、われわれは次のプラットフォームについても準備を進めている」と強調。「オクルスには、そうした未来のソーシャルプラットフォームを作り出す潜在力がある」と述べた。

CEOは、ハードウエア会社になることに興味はない、とし、長期的に機器販売から利益を得るつもりはないと強調。あくまでも、事業の中核はソフトウエアとサービスであり、オクルスの装置からは、広告やバーチャルグッズの販売によって収入を得るとの方針を示した。

オクルスVRは創業2年。主力製品は、バーチャルリアリティー・ゲームに使用するヘッドマウントディスプレイ「オクルス・リフト」。

発表によると、フェイスブックによるオクルスVR買収額20億ドルの内訳は、キャッシュによる支払い4億ドルと、フェイスブックの普通株2310万株など。買収は第2・四半期に完了する見通しという。

RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、マーク・マハニー氏は、リサーチノートで、フェイスブックの最近の買収攻勢には若干の不安も覚えるが、フェイスブックの規模を考えると、不合理とは言えないと指摘。今回のオクルス買収については「正しい選択なのか現時点では分からない。正しい場合には収益拡大につながるだろう」と述べた。

<クラウドファンディングの成功例>

オクルスVRは、クラウドファンディングサイト「キックスターター」を通じて資金調達したプロジェクトの成功事例の1つとなった。

創業者はパーマー・ラッキー氏。「キックスターター」で小口投資家から集めた資金でスタートしたが、現在では複数のベンチャーキャピタルが出資している。従業員数は100人以上に達している。

*内容を追加して再送します。

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