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ドル/円は一時104円台、短期筋がドル買い上げ

[東京 3日 ロイター] -正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてわずかにドル高/円安の103円後半。日経平均株価.N225が堅調に推移し、朝方から短期筋のドル買いが流入した。ドル/円は一時104.03円まで上昇、1月23日以来の高値をつけた。

前日の海外市場は、ADP全米雇用報告で3月の民間雇用者数が19万1000人増と予想を下回ったが、2月の雇用者数が上方修正されたことが注目され、ドル買いで反応した。その後、ドル/円は調整で103.58円まで下落したが、米長期金利の上昇と株高に支えられ、103円後半まで持ち直した。

東京時間は、米株式市場の流れを引き継ぎ、日経平均が1万5000円台で堅調に推移した。ドル/円は一時104.03円まで上昇。1月23日以来の高値をつけた。その後は正午にかけて103円後半でもみあった

大手邦銀の関係者は「朝方から104円ちょうどにあると言われていたトリガーをヒットさせようとして短期筋がドルを買い上げた。思惑通りにトリガーをヒットしてストップロスを巻き込み、ドル/円は上昇した」と話す。

午前は、オーストラリアの連邦統計局が2月の貿易収支を発表した。12億豪ドルの黒字となり、予想(8億5000万豪ドルの黒字)を上回った。ただ、同時に発表された2月の豪小売売上高が前月比プラス0.2%となり、予想(プラス0.3%)を下回ったことなどを受け、一時豪ドル売りが優勢となった。

<ECB理事会>

きょうは海外時間に欧州中央銀行(ECB)理事会が開かれる。市場では政策変更なしがコンセンサスだ。

ただ、ユーロ圏景況感の改善が一服していることや、ディスインフレへの懸念がECB内部で相対的に高まっていることを鑑みて「ECBが何らかの追加緩和措置を行う可能性は現時点でも50%以上ある」(プレビデンティア・ストラテジーのマーケットストラテジスト、山本雅文氏)との見方もでている。

また市場では、ドラギECB総裁の発言に注意が必要との指摘もある。「ドラギ総裁の発言は玉虫色になる可能性もあり、発言後の相場は乱高下する展開もある」(外為アナリスト)との声も出ている。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

正午現在   103.93/95  1.3756/60  142.98/02

午前9時現在 103.86/88  1.3765/69  142.97/01

NY午後5時 103.87/89  1.3766/68  142.97/01

杉山健太郎

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