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ソニーPC「VAIO」で発火の恐れ、使用中止を呼びかけ

[東京 11日 ロイター] -ソニー6758.T は11日、今年2月から世界各国で新発売したパソコン「VAIO」の1機種で、内蔵するバッテリーパックが過熱して本体が発火する恐れがあると発表した。

4月11日、ソニーは今年2月に発売したパソコン「VAIO」の1機種で、内蔵するバッテリーが過熱して本体が発火する可能性があると発表した。写真は都内の量販店で2月5日撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

バッテリーパックはパナソニック6752.T製のリチウムイオン電池で、ソニーは製品の利用者に対し、電源プラグを抜いて使用を中止するよう呼びかけている。

不具合が見つかった製品は、パソコン「VAIO」のうち、2月から発売した「Fit 11A」で、店頭販売用、カスタマイズ用、法人向け用の3モデル。

すでに世界52の国と地域で2万5905台を出荷。日本国内で3619台、海外では、欧州で7158台、中国を除くアジアで6930台、中国で2088台を販売した。

ソニーによると、3月19日から4月8日にかけて、バッテリーパックの過熱でパソコン本体が焼き付いたとの報告が、日本、香港、中国で3件あった。バッテリーは「Fit 11A」の専用電池としてパナソニックから調達したものという。

ソニーは現在、パナソニックと共同で、バッテリーパックの解析を進めて詳しい原因の特定にあたっている。今後、無償での点検や修理などの対応について、2週間以内に告知するとしている。

すでにソニーは、「VAIO」事業については、投資ファンドの日本産業パートナーズ(東京都千代田区)に売却すること合意しており、パソコン事業から撤退する方針。

不具合が見つかった「Fit 11A」は、ソニーとして最後の発売となる「14年春モデル」の製品群の1つ。液晶ディスプレイを反転させてタブレット端末としても使える「Fit」シリーズで、11.6型液晶を搭載したモデル。薄型・軽量の本体サイズが特徴。

(村井令二 編集:田中志保 吉瀬邦彦)

*内容を追加しました。

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