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英CVCの東芝買収提案、「安すぎる」と株主の香港ファンド

香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントは13日、英ファンドCVCキャピタル・パートナーズによる東芝の買収提案について、1株5000円は安すぎるとし、6200円以上が適当だとする声明を発表した。2017年6月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 13日 ロイター] - 香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントは13日、英ファンドCVCキャピタル・パートナーズによる東芝の買収提案について、1株5000円は安すぎるとし、6200円以上が適当だとする声明を発表した。提案を精査するに当たり、車谷暢昭社長らCVC関係者を外すことも求めた。

オアシスは2016年から東芝に出資。永山治取締役会議長に宛てに出したこの日の声明で「提案は東芝が要請したものではないと理解しているが、東芝は株主のために真剣に精査すべき」と要請した。

オアシスは東芝に対し、買収提案を協議する特別委員会をできるだけ早く設置することも要求した。株主の代表や外部の専門家を委員会に含めるべきとする一方、CVC日本法人の会長だった車谷氏、同日本法人の最高顧問を兼務する藤森義明社外取締役は検討に関わるべきではないと主張。オアシスは、CVCと両氏の関係性だけを理由に、CVCからの提案を却下すべきだとは考えていないとしている。

オアシスは3月に東芝が開いた臨時株主総会に言及し、株主が同社の企業統治(ガバナンス)に懸念を抱いていると指摘。「ガバナンスが機能していることを示す良い機会だ」とし、検討過程の透明性を求めた。

東芝の第3位株主であるファラロン・キャピタル・マネジメントは12日、東芝に対し、他の潜在的な買収者による対抗案を提示する機会を確保した上で、対抗案も含めて検討すべきだとの考えを表明した。

*内容を追加しました。

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