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東芝、2000億円の借入見送りへ 子会社売却で資金確保=関係筋
March 15, 2016 / 9:31 AM / in 2 years

東芝、2000億円の借入見送りへ 子会社売却で資金確保=関係筋

[東京 15日 ロイター] - 東芝(6502.T)は、予定していた主力取引行からの最大2000億円の借り入れを見送る方向で調整に入った。子会社の東芝メディカルシステムズの売却先がほぼ決まり、当面、資金繰りの手当てが必要なくなるためだ。複数の関係筋が15日、明らかにした。

 3月15日、東芝は、予定していた主力取引行からの最大2000億円の借り入れを見送る方向で調整に入った。東芝本社で2015年11月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

東芝は今期中に実施する構造改革費用などで、手元流動性が足りなくなるおそれが生じ、主力行の三井住友銀行とみずほ銀行、さらに三井住友信託銀行から最大2000億円の協調融資を受ける方針だった。

当初の計画では、今月下旬に融資が実行され、返済原資には東芝メディカルの売却益を充てることにしていた。

    しかし、東芝メディカルの売却先として優先交渉権を与えたキヤノン(7751.T)とは、18日にも正式契約を結ぶ見通しで、東芝は来週にも前払い金の約1500億円程度を確保する。

    主力銀行などが設定したコミットメントライン(融資枠)も残っていることから、追加融資を得る必要はないと判断したとみられる。

    関係者によると、東芝メディカルの売却代金は7000億円超となった。

    東芝は「追加融資について主要取引銀行と協議しているが、決定したことはない」(広報)としている。

    布施太郎 編集:田巻一彦

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