[東京 12日 ロイター] - 東芝6502.Tは12日、同社と韓国のサムスン電子005930.KSの合弁会社が50.1%(訂正)の株式を保有する韓国法人、東芝サムスンストレージ・テクノロジー韓国(訂正)が、同日、ソウル中央裁判所に民事再生手続き開始の申し立てを行ったと発表した。
東芝サムスンストレージ・テクノロジーは2004年に設立され、光学ドライブ(ODD)事業を運営してきた。しかし、このところ業績が大幅に悪化し、東芝は14年3月にODD事業から撤退して製造委託先へ段階的に株式を譲渡していた。しかしODD市場全体の急激な縮小や売価下落などで事業が改善せず、他企業の支援を得て再建を図るべく、申し立てを行ったと説明している。
*1段落目の「51%」を「50.1%」に訂正し、社名に「韓国」を加えました。
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