June 22, 2016 / 2:47 AM / 4 years ago

東芝株主総会、社長が無配陳謝 不正会計の再発防止を強調

 6月22日、不正会計問題と過去最悪の赤字に揺れた東芝は、都内で株主総会を開いた。写真は室町社長。都内で昨年8月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)

[東京 22日 ロイター] - 不正会計問題と過去最悪の赤字に揺れた東芝(6502.T)は22日、都内で株主総会を開いた。総会後に退任する室町正志社長は冒頭、「この1年間、迷惑・心配をかけ、また配当金を見送り申し訳ない」と陳謝。不正会計の再発防止に向け、経理・財務の独立性の担保などの対策を講じたと強調した。

総会は、室町氏の後任として社長に就任する綱川智氏ら10人の取締役候補者の選任などの議案を決議し、約3時間で終了した。

室町氏は、不正会計の再発防止に向けた経理部門の強化についての株主からの質問に対し「経理・財務の独立性の担保、社長へのけん制機能は大幅に強化した」と答えた。

その根拠として、最高財務責任者(CFO)の任命権限は社外取締役で構成する指名委員会に帰属すること、各カンパニー経理部長のリポートラインをCFOとし、カンパニー社長と同経理との指揮系統を遮断したことを挙げた。

<減資を決議、監査法人交代も>

総会では、2015年度末で約4800億円に上った累損一掃のため、4399億円の資本金を2399億円に減らす減資を総会での3分の2以上の賛成を要する特別決議にかけ、承認を得た。減資後も株主の持ち分である純資産額は変わらない。

会計監査人については、従来の新日本監査法人に代わりPwCあらた監査法人を起用することも決議した。

*内容を追加しました。

浜田健太郎

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