June 5, 2018 / 3:20 AM / 15 days ago

シャープが東芝のパソコン事業買収、再建進み再参入 

[東京 5日 ロイター] - シャープ(6753.T)は5日、東芝(6502.T)のパソコン事業を買収することで合意したと発表した。買収額は約40億円。東芝のパソコン関連製品と同社のディスプレーやセンサーなどを融合することで、人工知能(AI)やすべてのモノがインターネットにつながるIoT(インターネット・オブ・シングス)事業を強化する。

 6月5日、シャープは、東芝のパソコン事業を買収することで合意したと発表した。写真は都内で2012年5月撮影(2018年 ロイター/Yuriko Nakao)

パソコン事業を手掛ける東芝クライアントソリューション(東京都江東区)株式の80.1%を取得し、子会社化する。取得予定日は10月1日。「ダイナブック」ブランドや人材、販売チャネルなどはそのまま引き継ぐ。

シャープは2010年にパソコン事業から撤退したが、鴻海(ホンハイ)精密工業(2317.TW)傘下で経営再建が進んだことから、パソコン事業に再参入する。2019年3月期業績への影響は軽微という。

東芝は経営再建に向け、不採算事業の売却を進めており、パソコン事業の売却もその一環。同事業の2018年3月期の売上高は前年比13%減の1673億円、営業損益は96億円の赤字(前年は5億円の赤字)だった。

東芝はパソコン事業の売却で約17億円の損失等を計上する見込み。5月15日に公表した業績予想には織り込んでいないが、業績への影響は軽微としている。

志田義寧

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