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トヨタ「空飛ぶ車」参入、米社へ430億円出資 社長「創業来の夢」

1月15日、トヨタ自動車は、新たな空のモビリティ事業として、電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発・実用化を進める米ジョビー・アビエーションと協業することに合意したと発表した。写真はトヨタのロゴ。ジュネーブで2019年3月撮影(2020年 ロイター/Pierre Albouy)

[東京 16日 ロイター] - トヨタ自動車7203.Tは16日、空飛ぶタクシーの開発・実用化を進める米新興企業ジョビー・アビエーションと提携すると発表した。トヨタがジョビーに3億9400万ドル(約430億円)を出資。生産技術や電動化などのノウハウを供与して機体の量産化を支え、「空飛ぶ車」と呼ばれる空のモビリティー事業の早期実現を目指す。

「空飛ぶ車」は垂直に離着陸し、ヘリコプターやドローン、小型飛行機の要素を併せ持つ電動の機体(eVTOL=イーブイトール)。運用・メンテナンスのコストを抑えつつ、安全性・環境性・静粛性などに優れ、道路渋滞や過疎地の輸送など、さまざまな交通課題を解決できる新たな移動サービスとして注目されている。

ジョビーは2009年に設立、米カリフォルニア州に本社を構え、空飛ぶタクシーの機体開発やサービス実現を目指している。トヨタはジョビーに「トヨタ生産方式(TPS)」のノウハウを提供し、設計・素材・電動化の技術開発に関わり、品質とコストを両立させる機体の量産化を推し進める。友山茂樹副社長がジョビーの取締役に就く。

トヨタの豊田章男社長は「未来のモビリティー社会における人々の移動と生活を大きく変革する可能性を秘めており、空のモビリティーの実用化は創業以来の夢でもある」と同日の発表資料の中でコメントした。

ジョビーの創業者で最高経営責任者(CEO)のジョーベン・ビバート氏も「10億人以上の、毎日1時間以上の通勤時間短縮を手助けするという夢の実現に向け、トヨタのエンジニアリングと優れた製造技術を活用できることを楽しみにしている」とのコメントを発表した。

*内容を追加しました。

白木真紀

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