[東京 26日 ロイター] - トヨタ自動車の豊田章男社長は26日、自社のインターネット番組に出演し、社長交代を決めた要因について、内山田竹志会長が退任することだったと明らかにした。「トヨタの変革をさらに進めるためには私が会長となり、新社長をサポートする形が一番良いと考えた」と語った。
佐藤恒治執行役員を次期社長に選んだ理由については、「トヨタの思想、技、所作を身に着けようと車づくりの現場で必死に努力をしてきた」ことを挙げた。若さももうひとつの理由だとし、「正解が分からない時代に変革を進めていくには、トップ自ら現場に立ち続けることが必要になる」と述べた。
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