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トヨタ、新型プリウスPHVを日本で発売 月販2500台目標
2017年2月15日 / 04:40 / 10ヶ月前

トヨタ、新型プリウスPHVを日本で発売 月販2500台目標

[東京 15日 ロイター] - トヨタ自動車(7203.T)は15日、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」の2代目を日本で発売した。

 2月15日、トヨタ自動車は、家庭用電源からでも充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」の新型モデルを日本で発売した。価格は326万1600―422万2800円で、月2500台の国内販売を目指す。写真は昨年11月都内で開かれた記者会見で、スクリーンに映る「プリウスPHV」新型モデルのイメージ写真(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

5年前に投入した初代は販売目標に届かず苦戦したが、2代目でその雪辱を果たし、ハイブリッド車(HV)の次を担う環境車の柱としてPHVを育てたい考えだ。

PHVは電気自動車(EV)モードとガソリンで走行できるHVモードの両方が使える。充電が切れても自動でガソリンで走れるため、充電インフラを気にせず、遠出の際に安心感がある。世界的な環境規制の強化に伴い、自動車メーカーはPHVやEVを増やす必要に迫られており、各社も相次いでPHVの投入を計画している。

2代目は初代の2倍の総電力量を持つリチウムイオンバッテリーを搭載。満充電時の航続距離は68.2キロ(初代は26.4キロ)に伸び、EV走行での最高速度は時速135キロ(同100キロ)に向上した。HV走行での燃費はガソリン1リットル当たり37.2キロ(同31.6キロ)。内山田竹志会長は同日の発表会で「別次元の進化を果たした自信作だ」と紹介した。一部モデルを除いて急速充電機能を標準装備し、ソーラー充電システムも追加できる。

2012年1月に発売した初代は日米欧で年6万台を販売目標に掲げたが、世界販売は5年間累計で約7万5000台しか売れなかった。日本だけでも年3万5000―4万台の目標に対し、累計で約2万2000台にとどまった。EV走行での航続距離が短く、プリウスHVより価格が高いのに、ベースにしたプリウスHVと外観デザインがほぼ同じだったことなどが敗因とされる。

2代目では独自の外観にするなど初代の反省を生かした。価格は326万1600円(初代は320万円)からで、月2500台の国内販売を目指す。

村上秀一常務役員は、世界販売のうち「半分以上は国内」で占めたいとの考えを示した。世界販売目標は明言を避けたが、年5万―6万台とみられる。米国ではすでに昨年11月に発売しており、1月末までに累計約3000台以上を販売した。欧州では3月に投入する予定。

1997年の初代プリウスHV発売以降、トヨタのHV販売台数は20年かけて累計1000万台に達した。内山田会長は、HVの時よりも環境意識の高まりなどからPHVのような車の必要性がより高まっているとして、「PHVのほうが1000万台普及は早いのではないか」と語った。

*内容を追加しました。

白木真紀

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