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トヨタの4─6月期営業益は72倍、世界販売好調 四半期ベース過去最高

 トヨタ自動車が4日発表した2021年4─6月期の連結決算(国際会計基準)によると、純利益は前年同期と比べ5.6倍の8978億円だった。写真はジュネーブで2019年3月撮影(2021年 ロイター/Pierre Albouy)

[東京 4日 ロイター] - トヨタ自動車が4日発表した2021年4─6月期の連結決算(国際会計基準)によると、営業利益は前年同期比72倍の9974億円、営業利益率は12.6%で、営業利益、利益率いずれも全四半期を通じて過去最高となった。世界の主要市場で販売が好調だった。ただ、7─9月期以降の先行き不透明感を考慮し、22年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。

4─6月期の営業利益と営業利益率は、全四半期ベースのこれまでの最高(20年10─12月期の9879億円、12.1%)を更新した。為替変動の影響で1400億円、販売増加や金融事業の収益改善で9400億円押し上げた。販売が伸びたことから、所在地別でも日本やアジアで増益となったほか、北米や欧州で黒字転換した。

4─6月期の純利益は同5.6倍の8978億円、売上高に相当する営業収益は72.5%増の7兆9355億円だった。純利益、営業収益も同じ期として過去最高となった。これまでの同じ期の最高は新型コロナウイルスが広がる前で、営業収益は19年の7兆7212億円、純利益は18年の6573億円だった。

日野自動車、ダイハツ工業を含むグループ全体の4─6月期の世界販売は49.2%増の275万9000台だった。日本、北米、欧州、アジアなど全主要市場で伸びた。

一方、世界的な半導体不足と新型コロナ感染拡大による生産への影響は4─6月期では10万台程度となり、影響台数はトヨタの想定以上に膨らんだ。

今後も各主要市場での需要は伸びると見込んでいるものの、半導体不足や感染拡大の影響が今も改善されていないことから、通期のグループ世界販売計画は従来通り1055万台を維持した。地域別の販売計画も従来のまま据え置いた。

東南アジアでの感染急拡大で主要都市ではロックダウン(都市封鎖)が実施されており、トヨタのタイやマレーシアなどの工場では一時稼働停止を余儀なくされている拠点がある。

通期の営業収益は前期比10.2%増の30兆円、営業利益は同13.8%増の2兆5000億円、純利益は同2.4%増の2兆3000億円をそれぞれ見込む。アナリスト24人による営業利益予想の平均値(IBESのコンセンサス予想)は2兆8800億円となっている。

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