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再送-トヨタ株、引け直前に急落し4.7%安 市場では解釈交錯

 5月23日の東京株式市場で、トヨタ自動車の株価が引け直前の2分間で急落し、前営業日比4.77%安の1857円で取引を終了した。写真は同社のロゴ。2019年3月、ジュネーブで撮影(2023年 ロイター/Pierre Albouy)

(最終段落の表記を一部修正しました)

[東京 23日 ロイター] - トヨタ自動車株が23日、大引け直前に急落し、前営業日比4.77%安の1857円で取引を終えた。前場ではプラスで推移し、後場も前日終値付近での推移を続けていた中での急落に市場は困惑しており、その解釈は交錯している。

トヨタ株は、大引け直前に出来高が膨らみ始め、午後3時に1950円付近から1857円へと一気に100円近く下げた。値動きからは「巨額の注文が入り、慌てて処理した印象」(国内証券のアナリスト)との声が聞かれる。

一方「特段の材料が出たわけではなく、現時点でファンダメンタルズ面からトヨタ株だけここまで売られる理由は見当たらない」と、東海東京調査センターの杉浦誠司シニアアナリストは首をかしげる。

国際優良株の視点からはソニーグループ、自動車株ではホンダや日産自動車などがトヨタからは連想されるが、いずれも大引け間際の大きな値動きにはなっていない。

市場は、その売却手法にも疑問を抱いている。巨額の注文であれば、時間を分散して売ることで株価への影響を抑えようとするのが通常とされる。時間外取引の選択もある。このため「誤発注の可能性もないとは言えない」(別の国内証券のストラテジスト)との憶測も浮上している。

明確な売り材料がないとすればあすは買い戻されそうだとの見方がある一方、引き続き相場の過熱感が意識される中では、日本株の象徴的な銘柄とされるトヨタ株を巡る動きでもあり「気味悪さから、いったん手仕舞う動きになるかもしれない」(さらに別の国内証券のアナリスト)との見方も出ている。

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