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トヨタ、大規模漏水で工場一部停止 19日は約600台減産

トヨタ自動車の広報担当者は18日、愛知県内の取水施設で起きた漏水を巡り、同社の工場は「井戸水を活用することなどにより稼働している」と明らかにした。写真は2017年3月、タイのバンコクで撮影(2022年 ロイター /Athit Perawongmetha)

[東京 18日 ロイター] - トヨタ自動車は18日夜、愛知県内の取水施設で起きた大規模な漏水の影響により、約600台を減産すると明らかにした。一部の部品工場がすでに操業を停止し、その部品を使う完成車工場が19日の昼シフトの操業を停止する。

部品の生産を手掛ける本社工場(愛知県豊田市)では18日夕方から断水が発生し、稼働が一時停止。本社工場の部品を使用している豊田自動織機の長草工場(愛知県大府市)の生産ライン2本が19日昼シフトの停止を決定した。夜シフトを稼働させるかどうかは19日に判断する予定。長草工場では、トヨタのスポーツ多目的車(SUV)「RAV4」などを生産している。

18日、19日は中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)の影響で部品供給に遅れが出ているため、元町工場(愛知県豊田市)など主力工場の多くが操業停止を決定している。

自動車部品メーカーのデンソーは刈谷市や安城市などにある生産拠点が影響を受けているが、貯蔵水や井戸水などを活用し、通常通り稼働している。

愛知県によると、工業用水を供給している水道の川にある取水施設で大規模な漏水が起こり、18日午前4時45分ごろから取水できなくなった。漏水の原因は不明で、復旧のめどは立っていない。午前9時ごろには豊田市や岡崎市の一部を含む9市3町にある自動車工場など131事業所への給水が止まる状態となった。同県は131事業所の具体的な企業名を公表していない。

同県東海農政局の担当者によると、応急措置として仮設ポンプ25台を設置し、順次稼働させ、川から水を汲み上げて取水を継続している。今後はポンプの台数をさらに増やし、給水量も増やしていく方針。事業所にも使用する水量の削減を依頼しているという。

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