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TPP署名国、無発効なら中国中心の協定に焦点移す用意=USTR代表

 11月18日、米通商代表部(USTR)のフロマン代表(右)は、環太平洋経済連携協定(TPP)が発効しない場合、同協定にこれまでに署名した国は中国を中心に交渉が進められている「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」に焦点を移す用意があることを明らかにしたと述べた。写真はペルーの首都リマで19日撮影(2016年 ロイター/Kevin Lamarque)

[リマ 18日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のフロマン代表は18日、環太平洋経済連携協定(TPP)が発効しない場合、同協定にこれまでに署名した国は中国を中心に交渉が進められている「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」に焦点を移す用意があることを明らかにしたと述べた。

フロマン代表はリマで開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でTPP署名国がこうした見解を明らかにしたとしている。

同代表は記者会見で、米国がTPPに後ろ向きな姿勢を示していることで中国が主導権を発揮する意欲を示しているとし、TPP署名国は米国が主導することを望んでいるが、米国抜きでのTPPも検討する用意があることを明らかにしたと述べた。

*写真とカテゴリーを追加して再送します。

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