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米、NAFTA再交渉で原産地規則の厳格化要求へ
September 22, 2017 / 4:20 PM / 3 months ago

米、NAFTA再交渉で原産地規則の厳格化要求へ

[ワシントン 22日 ロイター] - 米商務省は22日、メキシコとカナダからの輸入品において米国で生産された部品の比率が下がっていることを示す調査結果を公表した。米国、カナダ、メキシコの北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で、域内で生産された部品をどの程度使えば完成品の関税をゼロにするかを定めた「原産地規則」の厳格化を狙う。

経済協力開発機構(OECD)が最近公表した付加価値貿易統計を商務省が分析した結果、NAFTA発効から1年後の1995年から2011年までにメキシコとカナダから輸入された自動車製品について米国の付加価値製品の比率は、メキシコは26.5%から18.1%へ、カナダは34.9%から26.4%へ低下した。

同期間に、メキシコからの自動車製品について、NAFTA外の国の付加価値製品の比率は13.2%から29.5%へ上昇した。中国の伸びが最も著しく、わずか0.3%だった比率が5.8%へ拡大した。

3カ国は9月23ー27日にカナダの首都オタワで第3回のNAFTA再交渉会合を開く。米国の首席交渉官を務めるジョン・メレ氏は米政府として新たな提案をする準備を進めている。メレ氏は前日、ロイターへの電子メールで「より難しい課題が議題の中心となり始めるだろう」とした。

米側の提案には原産地規則が含まれる見込みだ。トランプ政権は域内の自動車生産において米国産の自動車部品を増やしたい意向だ。自動車製品はメキシコとカナダとの貿易赤字の主な要因。メキシコとは640億ドル、カナダとは110億ドルの貿易赤字となっている。

政権は依然、原産地規則で目指す比率を明らかにしていないが、自動車産業のロビイストや幹部の一部は、域内での部品調達比率を70%以上、米国での調達を最低35%と求めるとの見方を示している。

調査によると、カナダからの輸入品全体における米国での調達率は1995年から2011年の間に21%から15%へ低下した。メキシコからの輸入品においては21%から16%へ低下した。

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