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NAFTA再交渉、加・メキシコは自動車で対案提示せず=関係筋
November 19, 2017 / 10:33 PM / 25 days ago

NAFTA再交渉、加・メキシコは自動車で対案提示せず=関係筋

[メキシコ市 19日 ロイター] - 関係筋によると、米国、カナダ、メキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第5回会合でメキシコとカナダは、自動車の部材使用率に関する米国の要求への対案を提示しない考えを示しており、溝が埋まるかどうか不透明な状況となっている。

 11月19日、関係筋によると、米国、カナダ、メキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第5回会合でメキシコとカナダは、自動車の部材使用率に関する米国の要求への対案を提示しない考えを示しており、溝が埋まるかどうか不透明な状況となっている。写真はメキシコシティで撮影(2017年 ロイター/Edgard Garrido)

交渉の状況を知る関係筋によると、メキシコは、自動車に関して域内部材の使用率を現行の62.5%から85%に引き上げ、米国製部材を50%使用することなどを求めている米国の複数の要求を強く問題視している。

米国が生産者保護のため一定時期にメキシコ産農産物の輸入を制限することを求めている点についても、メキシコは受け入れられないとしているという。

この関係筋は、これらの分野でメキシコは対案を提示しない考えだと述べ、自動車に関する米国の要求は実行不可能だとの見方を示した。

協議について直接知るカナダの関係筋も、カナダは自動車分野で対案を提示せず、20日の協議で米国の要求が同国と北米の自動車産業に深刻な打撃を及ぼすとの立場を説明する方針だと明らかにした。

また「今朝の時点でカナダとしては、何らかの進展を得るためには米国が一定の柔軟性と合意の意思を示す必要がある」とした上で、「現時点では柔軟性は全く見られない」と述べた。

米当局者はコメントを控えた。

7回にわたる再交渉会合が予定される中、現在は第5回目の会合が開かれている。メキシコ大統領選が始まる2018年3月よりも前に合意を得るには時間の余裕がなくなってきているほか、交渉に進展がみられないことでスケジュール通りにいくのかどうか懸念が広がっている。

カナダ最大の民間労働組合であるUniforのプレジデント、ジェリー・ディアス氏は19日、同国首席交渉官と面会した後、記者団に対し「交渉は全く何の進展もない」と説明。「米国が今の姿勢を取り続ける限り、とてつもない時間の無駄だ」と述べた。

カナダとメキシコは先月開かれた第4回会合で、3カ国が継続で合意しない限り協定は5年ごとに自動的に失効するとした「サンセット条項」を含む米国側の複数の要求に反対した。

サンセット条項を巡っては、5年ごとに内容を審査するものの、失効に関する規定は盛り込まない対案をメキシコが提示するとみられている。

*内容を追加しました。

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