[2日 ロイター] - トランプ米政権は、来週ペルーで開かれる米州首脳会議で北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の暫定合意について発表することを目指しており、進展に向けてワシントンで関係国の閣僚と協議する見通しだ。ブルームバーグが2日、関係筋の話として報じた。
ホワイトハウスは13日から始まる米州首脳会議でメキシコとカナダとともに合意の概要を発表したい考えで、協定の詳細や文言を巡る協議は継続して行われる可能性があるという。
ブルームバーグの報道について、ロイターとして現時点で確認はとれていない。
メキシコの関係筋がロイターに明らかにしたところによると、同国のグアハルド経済相は4日にワシントン入りし、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と会談する。
ブルームバーグは、クシュナー米大統領上級顧問とメキシコのビデガライ外相も会談に出席する可能性があると伝えている。
報道によると、これとは別にカナダのフリーランド外相もライトハイザー代表と会談するため訪米する予定で、6日に行う協議には3カ国が参加する可能性がある。