[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、メキシコと個別の通商協定を模索する可能性があると語った。
トランプ大統領のコメントを受け、北米自由貿易協定(NAFTA)存続を巡る疑念が一層高まった。
ポンペオ国務長官は前週メキシコを訪れ、ロペスオブラドール氏と会談。トランプ大統領は記者団に対し、メキシコのロペスオブラドール次期大統領や交渉団と「良好な」協議が行われたことを明らかにした。
ポンペオ長官は、通商交渉での進展を近く明らかにしたいとしたほか、国境問題を重要視する政権側の見解を伝えたことを明らかにした。
ポンペオ氏との会談で、ロペスオブラドール氏は米国と良好な関係を維持する考えを表明し、政権移行チームがNAFTA再交渉に参加する方針も示している。