June 29, 2018 / 2:07 AM / 22 days ago

米鉄鋼輸入制限、国内製造業の適用除外申請相次ぐ 

[28日 ロイター] - 米商務省には、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限の適用除外を求める米製造業の申請が相次いでいるが、同省の対応は遅れている。また、企業にとり重要な情報が競合や顧客、国内鉄鋼・アルミニウム製造業者の目にさらされるとの懸念もある。

 6月28日、米商務省には、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限の適用除外を求める米製造業の申請が相次いでいるが、同省の対応は遅れている。鉄を裁断する鉄鋼所の作業員。ペンシルバニア州で3月撮影(2018年 ロイター/Aaron Josefczyk)

商務省にはこれまで、2万2500件の適用除外申請が寄せられており、申請は日々増えている。一方、先週処理されたのはわずか98件。承認されたのは42件にとどまっている。

適用除外を申請する企業は、海外から輸入する製品ごとに化学成分や使用量、強度、調達先などの詳細を5ページに及ぶ書類に記入する必要がある。

これらの情報をみれば企業のコスト構造などが分かる。そのため、多くの企業にとり、申請書類に記入する内容は非常に機密性の高い情報。情報を入手した競合他社は、顧客に対してある企業の原材料不足や値上げ時期などについて伝えることができる。

人手不足も問題となっている。商務省は申請手続きを処理する臨時スタッフの確保を急いでいる。ただ、複雑な鉄鋼・アルミニウム製品に関する専門知識を持った人が十分確保できず、適切に審査されない可能性があるとの懸念がある。

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