February 19, 2019 / 1:07 PM / 3 months ago

モノの貿易減速、指数9年低水準 貿易摩擦が影=WTO

[ジュネーブ 19日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)が19日発表したモノの貿易の見通しを示す四半期指数は9年ぶりの低水準となった。貿易摩擦が続けば、政策担当者は貿易の急減速への対策が必要とWTOは指摘した。

指数は96.3で昨年11月の98.6から低下し2010年3月以来の低水準。指数は100を下回ると、貿易の伸びがトレンドを下回ることを示す。

WTOは声明で「貿易摩擦は、くすぶり続ける政治リスクと金融の不安定さと相まって経済悪化の前兆となり得るもので、こうしたモメンタムの喪失傾向は、貿易摩擦の緩和が喫緊の課題であることを鮮明にしている」と述べた。

WTOは昨年9月、2019年の世界貿易の伸びが18年見込みの3.9%から3.7%に低下すると予想したうえで、政策措置次第で、さらに減速することも回復することもあると指摘していた。

指数は、前四半期の貿易数量、輸出受注、国際航空貨物、コンテナ港湾処理、自動車生産・販売、電子部品、農業原材料の7項目から算出される。

WTOは「輸出受注(95.3)、国際航空貨物(96.8)、自動車生産・販売(92.5)、電子部品(88.7)、農業原材料(94.3)の各指数がトレンドからの乖離が最も深刻で、金融危機以来の最低水準に接近ないし、更新してしまっている」と指摘した。

コンテナ港湾処理は100.3と節目の100を上回っているものの、WTOは米中の関税引き上げを前に駆け込み貨物の取り扱いが増えたことが影響している可能性があるとの見方を示した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below