August 9, 2018 / 3:45 PM / 4 months ago

世界貿易、第3四半期は伸び鈍化=WTO指数

[ジュネーブ 9日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)は9日、輸出受注や車の売り上げが減る中で第3・四半期は世界的に貿易の伸びが鈍化するとの見方を示した。トランプ米大統領が米国の雇用を守るために一連の輸入制限を導入していることの悪影響が世界経済に表れ始めているようだ。

WTOが発表した貿易見通しを示す指標「WTO指数(WTOI)」は最新の数値が100.3となり、5月に公表された第2・四半期の101.8から低下した。WTOのアゼベド事務局長は、世界貿易が脅威にさらされていると警告した。

WTOは、指数の低下は、「中期的な傾向と一致する形で、向こう数カ月間、貿易の伸びが鈍化することを示唆する」と述べた。

WTOIは7つの構成指数から成る。輸出受注指数は97.2、自動車生産・売り上げを示す指数は98.1だった。

トランプ大統領は既に、米国の主要な貿易相手国からの鉄鋼とアルミニウムに輸入関税を課しており、次は自動車が対象となることを示唆している。

米政権はまた、中国に経済モデルを変えさせるほか、米国の貿易赤字を縮小するために2000億ドル規模の中国製品に25%の高関税を課す方針を示している。中国は600億ドル規模の米製品に報復関税を課す構えだ。

アゼベド事務局長は9日に7紙が報じた意見欄で「世界貿易が脅威にさらされている。現在の状況を貿易戦争と言うかは分からないが、第1弾が撃たれたことは確実だ」と記した。「非常に深刻な状況だ。報復措置が新しい慣習となってはいけない。貿易摩擦が高まり続ければ著しい経済的打撃となるリスクがある。貧困層が最も被害を受けることとなる」とした。

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