April 2, 2019 / 10:58 AM / 20 days ago

世界貿易が昨年終盤に縮小、自動車関税や英離脱などリスク=WTO

 4月2日、世界貿易機関(WTO)のチーフエコノミスト、ロベルト・クープマン氏は米国が輸入自動車に追加関税をかければ、これまでの米中貿易戦争よりも大きな影響が世界経済に及ぶとの見方を示した。2018年7月撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ 2日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)は2日、世界貿易が2018年第4・四半期に0.3%縮小したと明らかにした。通年では3.0%拡大。今年の見通しは2.6%の伸びとし、当初の3.7%から下方修正した。

主任エコノミストのロバート・コープマン氏は、米国が輸入自動車に追加関税を課せば、これまでの米中貿易戦争よりも大きな影響が世界経済に及ぶほか、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が「合意なき離脱」となれば、貿易拡大の重しになる可能性があるとの見方を示した。

同氏は記者団に「米中貿易が世界貿易の約3%を占めるのに対し、自動車貿易は世界貿易の約8%を占める。したがって自動車関税が米中貿易摩擦よりも大きな波及効果を世界経済に及ぼし得ることが分かると思う」と述べた。

ブレグジットの影響については、最悪のシナリオとなった場合、19年の世界貿易の伸びは予想レンジ(1.3―4.0%)の下限まで鈍化する恐れがあるとした。

WTOは、18年の世界貿易が数量ベースでは緩やかな伸びにとどまる一方、金額(ドル)ベースでは10%伸びたと指摘。理由として原油価格が20%値上がりしたことなどを挙げた。

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